バイリンガルニュース?Mami × くまちゃん — 猫と暮らすことで自信がつく

Sep 11, 2014 / Interviews

Photo:Kazuho Maruo Edit&Text:Madoka Hattori

日本人のMamiとアメリカ人のMichaelが繰り広げるPodcast番組「バイリンガルニュース」。爆笑問題の番組で取り上げられて以降、英会話を勉強する人以外にも話題になっています。「バイリンガルニュース」のパーソナリティ、Mamiさんは、大の愛猫家。現在、1歳半になる黒猫のくまちゃんと暮らしています。番組内でも猫の話をするとたくさんの反響があるというMamiさん。猫との暮らしで発見したことや、ペットと暮らす楽しみについて伺いました。

シェルターで一目惚れ

—「バイリンガルニュース」の中では度々、猫にまつわるニュースが取りあげられますよね。Mamiさんが猫と暮らすきっかけは?

「ずっと猫を飼いたいと思っていたのですが、正直、怖かったんです。命を預かることになるって責任重大じゃないですか。幼い頃は、金魚や虫などを飼っていたのですが、死ぬ度にものすごく泣いちゃって……。母から犬や猫を飼うなんて到底無理と言われていました。でもあまりにも猫が欲しい! 欲しい! って周りに言い続けていたら、“もう大人なんだし、飼ってもいいんじゃない?”と薦められて、大塚にあるシェルターに行ったんです」

—以前から、シェルターの存在を知っていたのですか?

「猫を飼うならシェルターで探すというのは唯一のオプションでした。ネットで都内のシェルターを検索して、大塚にあるのを見つけたんです。サイトには里親を探している猫たちの写真が載っていて、アビシニアンみたいな毛色のすごくキレイな猫がいたんです。その子をもらおうと思っていったのですが、くまちゃんに出会ってしまったんですよね。特に黒猫が欲しいって思っていたわけでもなく、ほかの猫たちは各々遊んでいる中でくまちゃんだけがこちらを向いてニャーニャーと声をかけてきたんです。まだ3ヶ月くらいだったのですが、すごい主張があって。シェルターの人がすかさず、“抱っこしてみますか?”って来て、抱っこした瞬間にこの子だ! って、すぐに決めました」

—くまちゃんという名前の由来は?

「猫を飼いたいなと思っていた時、もし飼ったらどんな名前にしようかなといつも妄想していたんです。もし猫が居たら“くまちゃん”って呼びたいな?って。でも、実際に飼い始めて、さすがにくまちゃんて呼ぶのはオシャレじゃないかもと思い、ハワイの言葉で“勇気”という意味のKoa(コア)って呼んでいたんです。ところが、あまりにも妄想の中の“くまちゃん”ってネーミングが強かったせいか、毎回“く、く、こ、あちゃん?”みたいに、つまってしまって(笑)。2日目でくまちゃんに戻しました」

—猫との暮らしをスタートして、発見はありましたか?

「やっぱり、すごく面白いですよね。犬みたいに主従関係があるわけでなく、自由。でもこんなに懐くのか! ってびっくりしました。どこに行くにもくっついてくるし。猫ってツンとしているイメージでしたが、わりとベタベタしてくるんですよ。あと自分て意外とこだわりがないんだなってことも発見しました。ソファーやカーテンが爪でボロボロになっても、まあいいかって。猫だし、しょうがないよねって。怒らない自分にびっくり。このソファーも新しいんですけど、なんとも思わなくなりました」

—番組の中で、猫のニオイが大好きと言っていましたよね。

「そう、すごくいいニオイがするんです。お布団を干した時の香ばしいニオイというか……。肉球のニオイも好きです」

—くまちゃんはどんな性格ですか?

「やんちゃで頑固。いじわるもしないし、シャーッて怒ったこともないです。多分、怒り方を知らないのかなって。以前、ペットシッターさんに来てもらったときも、人見知りもせず甘えていました。でも仕事をしていて、パソコンの前にくると絶対に動かない。どいてどいて?って言ってちょっと触っても、全く無視(笑)。よくいえば、意志が強いのかな」

猫も人もお互いさま

—Mamiさんとくまちゃんの関係は?

「母親だと思っている気がします。しっぽを立てたり、フミフミしたり。彼にとっては物心ついた時からこの家にいるわけで、親だと思っていて欲しいという希望もあるかな。でも今はルームメイトですね。犬のように主従関係をもってしつけることは、猫ではできませんし。なおかつ、私も掃除機をかけたり猫にとって都合の悪いことをしている。お互いさまかなと」

—言葉は理解していると思いますか?

「どうでしょうか。自分の名前はわかっていると思います。というか、できれば、わかってくれていると思いたい。私も、彼がニャーニャー鳴いた時には、ある程度は正しく理解できているはずです。まあ大体“撫でて”っていうアピールなんですけど」

—話しかけるときは、日本語と英語どちらですか?

「普段は日本語ですが、危ない! とか焦ってくると英語です。これも自分で驚いたことのひとつですが、くまちゃんに話しかける時、赤ちゃん言葉になっているんですよね。今まではペット好きな人たちが、飼っている猫や犬の写真を何枚もみせてきたりするの意味がわからなかった。全部同じに見えるわーって思っていたんですけど、気づいたらiPhoneのフォトアルバムがくまちゃんだらけ(笑)。ずっと話しかけているし。例えば、シーツを変える時に乗っかってきたら“お手伝いしなくていいからね?”とか。ヤバイですよね(笑)。でも飼ったら誰でもこうなっちゃうんだなって。新しい発見でした」

—シェルターやペットショップなど、ペットをとりまくニュースについて番組でも言及されていましたよね。

「ペットショップでは、社会性を学ばなくてはいけない子猫のときに、親や兄弟から引き離されてひとりぼっちで小さなケージに入れられている。海外の友人が日本に来くと、ビックリされます。日本は先進国なはずなのに、生体販売をしているんだねとがっかりされることも。単に、知らない人が多いのが原因だと思うんです。ペットショップの実情を知っていれば、シェルターに行くようになるはず。だから、Podcastでもなるべく自分で調べた内容を話すようにしています」

—ほかにも、猫から感染するというトキソプラズマの話などもあったり。

「トキソプラズマは、ネズミとの接触がない家猫にはあまり関係がないようですが、まだまだ研究がされている段階ですよね。自分で飼っている猫に関しては、汚いとか、そういう感覚が無くって。自分の飲んでいるコップの水を猫が飲んでいても気にならないんだけど、やっぱり気をつけなきゃいけない部分はあるかなと思います」

猫と暮らして自信がついた

—連載コラムにも毎回くまちゃんの写真が掲載されていたり、くまちゃんがモチーフになっている「バイリンガルニュース」のオリジナルTシャツ「ねこ星人」など、各所でくまちゃんが活躍しています。

「そうですね。何でもかんでも猫になってしまうんです。ニュースを探していても、今まではタイトルだけみて流していたような猫や動物の記事を、ちゃんと最後まで読むようになりました。あと“猫を飼っている人にしかわからない20のなんとか”っていうよくある記事も、毎回同じなんだけどついつい読んでしまいます。また以前、爆笑問題さんのラジオに出演した時に、田中さんが猫好きで、猫の話になった瞬間に、もうメロメロで(笑)。CM中とかにも写真をみせてくれたり、猫好きな人ってすごい距離が近くなりますよね」

—猫を飼っている人と犬を飼っている人の違いを感じることはありますか?

「犬好きのほうがアクティブですよね。散歩に行かないといけないし。私は面倒臭いなって思ってしまうので。かまって欲しいっていうアピールも、ちょっと疲れてしまう。猫みたいに自立していてほしい。ルームシェアしている友人とも、同じようにお互い干渉せず好きにしている。そういう関係がいいんですよね。とはいえ、赤ちゃん言葉で話しかけているし……どうなんだろ(笑)」

—猫と暮らして一番変わったことは?

「ひとつめは、のんびりして癒されること。つい、忙しくしてしまう癖があって。猫を見ていると、食べて遊んで寝ているだけ。動物ってこういうもんだよなと。くまちゃんを抱いていると一緒に眠りに誘われてしまうことがあるんです。強制的にリラックスモードになる。あとは、生き物を世話するという責任感。飼う前にネットで調べていたら、猫に対して手を上げる人やすぐイライラする人もいるようだけど、実際に暮らしてみて、自分は確実にそうならないとわかって安心したんです。くまちゃんと暮らすことで、自信がつきました」

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