パン屋「KAISO」鈴木夫妻 ? まそ — 南国からやってきた真っ白な猫

Feb 22, 2016 / Interviews

Photo:Kazuho Maruo(kiki inc) Edit&Text:Madoka Hattori

世田谷にあるパン屋『KAISO(カイソ)』の鈴木夫妻は、11歳になる白猫?まそさんと暮らしています。撮影がはじまるとササッとお布団に隠れてしまった、ちょっぴり人見知りなまそさん。幼い頃から猫たちと暮らしてきた鈴木さんに、猫の魅力と長生きの秘訣について伺いました。

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飛行機に乗ってやってきた

—まそさんとの出会いは?

鈴木奈緒子「幼い頃からずっと猫と暮らしてきました。東京に出てきてからも、猫と一緒に暮らしたいなと思っていました。まそは、沖縄からやってきたんです。頭から血がでるくらいの大きな事故にあって保護されたらしいのですが、その方は猫アレルギーで飼うことができず、里親募集していたんです。まだ1歳の子猫で、名前は真白。沖縄からひとりで飛行機に乗って、うちにやってきました」

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—本名は“真白=ましろ”さんなんですね。

奈緒子「そうです。保護された時から真白って呼ばれていたんですが、私たちが“まそ”って呼び出してから、まそに定着しました(笑)」

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—沖縄から大変な旅をしてきたわけですが、家にはすんなり馴染みましたか?

奈緒子「最初は少し怖がって隠れたりしていましたが、意外に人懐っこくて、すぐに慣れました。昔はよく走り回っていましたが、最近は歳をとってきたせいか、眠っていることが多いですね。でも膝をトントンと叩くと、ダッシュで駆け寄ってきて甘えます」

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—ご結婚される前に一緒に暮らし始めたんですよね。旦那さんも猫と暮らしたことが?

鈴木琢磨「僕は飼ったことはなかったのですが、猫は好きでした。まそはいつもスリスリしてきたり、懐っこくてかわいいです」

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奈緒子「私は実家で2匹飼っていたのですが、2匹とも24歳まで生きていました。最初に飼っていたのが雌猫で、猫らしい気まぐれな性格。2匹目の雄猫は去年亡くなって、母はすごく寂しがっています」

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—家猫の平均寿命は15歳といわれるので、24歳というのはとても長生きですね。

奈緒子「そうなんです。でも普通にマンションで暮らしていただけなので、長寿の秘訣はよくわかりません(笑)」

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—ストレスがない暮らしが長寿の秘訣なのでしょうか。まそさんは、人間の言葉をわかっていると思いますか?

琢磨「どうですかね。あまり賢いほうではない気もします。自分の名前くらいはわかっているのかな」

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奈緒子「寝る時は枕に顔をのせて、人間と同じような姿で寝ます。猫らしくないというか、自分は人だと思っているのかもしれません。まそは葉野菜が好きなんです。沖縄から来た時に“ルッコラと水菜が好物です”と手紙が添えられていました。幼い頃からずっとルッコラを食べています。あとは歯が弱いみたいで、カリカリはふやかして、たまに鰹節もあげています」

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パン屋の理想的な猫たち

—猫好きの間では、肉球は香ばしいパンの香りがすると言われているのですが、嗅いだことはありますか?

琢磨「えー! そんなニオイがするんですか。嗅いだことないですね。酸っぱいからでしょうか。今度嗅いでおきます(笑)」

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—パン屋『KAISO』はどういった経緯でオープンしたのですか?

琢磨「もともと奈緒子はケーキ屋で、僕はホテルのベーカリーで働いていて、独立して一緒にお店をはじめました。もう4年目くらいです。ふたりしかいないので朝から夜まで、体力勝負です」

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—下北沢を選んだ理由は?

琢磨「最近はコーヒーショップやカフェなども増えてきましたが、お店をひらいた頃はまだ食の街じゃなかったんですよね。でも古着屋とかレコード屋とか、カルチャーは根付いていて、飽きない街だなと」

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—猫ブームも息が長いですが、パンブームもかなり続いていますよね。

琢磨「お客さんも詳しい方が多いです。何の材料を使っているか、細かく聞かれることもあります。とはいえ、パン屋なんて山ほどあるじゃないですか。僕たちの店も、その中のひとつの選択肢であって、正直に言うと、“たかがパン、されどパン”って気持ちです」

—ジブリの映画『魔女の宅急便』のパン屋さんにも黒猫のジジがいますよね。

琢磨「あの姿は憧れです。お店に猫がいるといいなって思いますけど、東京ではなかなか難しいですよね」

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—おふたりとまそさんの関係性は?

奈緒子「子どもでもないし、家族でもない。昔からずっと猫はそばにいたし、ペットって感覚でもない。居て当たり前。不思議な存在です」

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—ご自身は、猫らしい性格って言われることはありますか?

琢磨「奈緒子は犬っぽいよね?」

奈緒子「えっ初めて言われたよ! 私は生まれ変わったら猫になりたい。まそと接する時も、同じ姿勢で猫のフリをして近づいたりしています。あと猫好きは猫好きを呼び寄せるのか、周りは猫を飼っている人だらけ。犬好きの人って、やっぱりテンションが違うっていうか……仲良くなれない気がします。白猫を飼っている友人とは、どちらか可愛いかって写真をみせあってバトルしています(笑)」

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—一見、猫に対してクールなようで完全な猫派なんですね。前の2匹が24年も生きたなら、まそさんも長く生きそうです。

奈緒子「そう、まだ13年もありますから。白猫は短命って聞きますが、沖縄生まれだし、長寿になるといいな」

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  • 名前: まそ(真白)
  • 年齢: 11歳
  • 性別:
  • 品種: 雑種
  • 飼い主プロフィール:
    鈴木奈緒子、琢磨(すずきなおこ?たくま)
    世田谷にあるパン屋『KAISO(カイソ)』の店長とオーナーのご夫婦。奈緒子さんは元パティシエ、琢磨さんは元ホテルのベーカリー勤務。独立後、2011年にKAISOをオープンした。開店時間や休日などは毎月変わるのでinstagramでご確認を。

    住所:東京都世田谷区 代沢5-6-15 
    instagram @suzuki_takuma_kaiso
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